40代直腸がん 治療と療養と生活の記録

42歳で直腸がんの診断 ステージ3a→ 2.5年後再発によりステージ 4へ。生活習慣や食事の見直しでガンを育てない身体作りをし、生まれてくる子供が1人前なるまで見届ける。あと10年生きる!

SOX+bev療法12クール終了 12ヶ月後 経過観察

前々々回の「寛解かも?!」からの 12ヶ月後の経過検察 CT/超音波検査の結果です。

【前々々回】

mildy.hatenablog.com

 

化学療法終了後、3か月目、6か月目で変化なしという準最高の結果を得て、半年間のモラトリアムを得たわたし、コロナ渦が落ち着いたスキを狙い、家族とアミューズメント的なところにしっかり行っておきました。また、2年ぶりのフットサルや地元の飲み会にも参加とやれることはやっておこうと過ごしました。
仕事も正念場と温めてきたプランをやや強引でも進めてやりきりました。

というのも、正直不安な兆候はありました。いままでとちょっと違う謎の腰痛が3か月ほど続いていたのです。今までも腰痛はよくあったのですが長くても数週間程度で回復することが多かったし、もっと痛さにメリハリがありました。

もちろん年齢だし運動不足だしですから半信半疑ではありましたが、いやな予感は抱えながらも楽観的に12か月後の検査結果です。

 

・転移疑い 3か所(腰椎、肺2か所)
・もとの肺腫瘍(瘢痕)は消失

半信半疑が確証へ。やや予感があったのに目の前が真っ暗になりました。
しかも初めて「ガンそのものによる痛み」を体感するレベルに達してしまいました。今までは治療はツライけどガンは自覚症状ゼロでしたから。。。
それに「骨転移」はとても印象が悪い。骨は手術ができないのが一般的です。

なにより、あれだけ9か月も抗がん剤をやりきったのに、体中にある微小がんが潰せていなかったという事に圧倒的な絶望感を抱きました。要するに、いま全身どこにでもチビちゃんがいるということですから。

主治医のテンションも変わり、いままでは「完治完治」と拘る私に期待させすぎないよう「延命」をちらつかせる方だったのに、私が完全に「もう末期に突入ですね」「延命しかないですね」のモードになってしまったので、「まだ完治がないわけじゃない」と逆から慰めに入り始める様相。

 

そして、恐ろしいことに、「目の前が真っ暗」という私を客観的に見ている私がいることも感じてしまいました。もうやや演技が入っているのです。そう、あきらかに死を実感し、受け入れてきてしまっている。
最初の大腸がん告知、1回目の転移再発告知、は本気で頭真っ白でした。特に1回目の転移再発は文字通り崩れ落ちるレベル。2週間ほどどん底で暮らしました。

今回だって衝撃はすごい。前回はまだ30%の可能性はあった。でも今回は今できる最強の抗がん剤で倒せなかったという、ほぼ決定打に近い告知です。なのに、数分後にはもう演技に冷めている。3日くらい落ち込んだフリして元気に戻るか。もうそんな気がしてしまっているのです。

とまあ、ポエムはさておき、確定診断が必要なのでPET検査を受けることになりました。前回もPETでリンパ節の追加発見がありましたので、ここでアチコチに出てきたら本気で終わりが見えてきます。
正直、この結果はめちゃくちゃコワイですが、やるしかないですので最速で予約を入れてもらい、1週間後に再診察となりました。。。

 

 

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