40代直腸がん 治療と療養と生活の記録

42歳で直腸がんの診断 ステージ3a→ 2.5年後再発によりステージ 4へ。生活習慣や食事の見直しでガンを育てない身体作りをし、生まれてくる子供が1人前なるまで見届ける。あと10年生きる!

今後の治療方針:8クール終了 with 検査結果 再再発/転移:SIRB(イリノテカン+TS-1+アバスチン)

最後の戦い(多分) SIRBの開始、8クール終了後の検査結果です。
腰の痛みが復活してきていたため不安いっぱいでのCTとなりました。

あらすじ

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2017 直腸がん発覚手術 Stage3a
2017-18 ゼローダ術後補助化学療法(この時点では完治率70-80%)
2020 肺、リンパ節転移発覚 stage4にレベルUP(この時点で完治率30%)
2020-21 リンパ節手術、術前術後 SOX+bev療法にて一旦寛解
2022 肺、腰椎、リンパ節転移発覚 サイバーナイフにて腰椎リンパ縮小
2022 肺に複数転移拡大、手術不可のためSIRBにかける →今ここ

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結果、、、

変化なし!良くも悪くもなってない!
医者に言わせれば「引き続き抑制できているのでナイスDeath」ということらしい。
とは言え腰は痛くなっている。

で、、、、どうするんでしょうかこれは。先生曰く、もうここからはデータはなく個々の臨床の世界なので
さとうさんの判断しかない、とのこと。おいおい突然放り投げてくるな。

前提条件の確認とQAです
・現状、手術や放射線の選択肢はない
・ほかの薬や治療法が全くないわけではない
・現状の抗がん剤治療が最もエビデンスがある(実際効いてる※抑えてる)


Q. 腰が痛いのは進行?
A. 腫瘍が原因かもわかりません、画像的には変わっていないので進行とは言えない。神経側の問題かもしれない。
 でも痛みのコントロールQOL上重要なので我慢せず痛み止めなどうまく使ってください。歩かなくなったりすると衰える。

Q. どういう状況になったら寛解?というか治療停止できる?
A. 白血球が減少しすぎたり、治療のデメリットが上回ったら休んだ方がいいですね
 
Q. そういうネガティブなストップじゃなくて、ポジティブなストップは?
A. 止めれば進行のリスクになるので、副作用に問題ないなら続けたほうが良いです。

Q. 永遠にやれということ?
A. まあ明確な終わりはないですが、バランスですね。ずっと落ち着いてたら止めてみても良いですが、耐性を持つリスクはある。
 現時点であまり想定の話をしても仕方ないかと。治療の選択肢、症状、体調、色々な条件でベストを探っていくしかないと思います。

Q. 腰は変わらないとして、肺が完全に消失しても止められない?
A. 完全に消失。。。は難しいように思いますが、そうだとしても続けるメリットはありますね。どこかにいるヤツがでもデメリットとのバランスです。(まじかよ?)

Q. 腰の腫瘍には抗がん剤は効きにくいという理解だが、ここから転移していくことはあるのか?
A. このように飛んできたモノはそれ自体大きくはなりますが、ここからあちこちに転移というのは基本ないですね。絶対とは言えませんが。
 なので原則これ自体がおとなしくしていればOkで、あとは痛みのコントロールと、骨が折れないように気を付ければ。

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▼今後の治療方針
とりあえずもう4クール、現治療を続けることとしました。
少なくともまだ肺の腫瘍は見えているので、これがほぼなくなるまでは続けます。
終わりが見えない中で毎クールの状況はあまり変わりないと思われるので、状況レポートはやめて、
4クールごとの検査結果ベースで記録していきます。
別の治療など変化があればまたクール毎に記録を残そうと思います。


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