40代直腸がん 治療と療養と生活の記録

42歳で直腸がんの診断 ステージ3a→ 2.5年後再発によりステージ 4へ。生活習慣や食事の見直しでガンを育てない身体作りをし、生まれてくる子供が1人前なるまで見届ける。あと10年生きる!

リンパ節郭清手術 & SOX+bev療法8クール終了後の治療方針

2月から始まった、
SOX+bev 1-4クール
・リンパ節転移郭清手術
SOX+bev 5-8クール
まで終えました。
残りは肺転移の手術で、一旦寛解になるというのが理想の治療計画。

果たして検査結果と今後の方針はいかに!

SOX+bev 8クール終了後のCT検査/超音波検査の結果

アバスチン抜きであったが、結果はさらに縮小。他に転移も見られず。
抗がん剤治療の結果としては良好とみなされる。理屈上、見えていない微小癌がこれで絶滅したと仮定すれば、肺手術で完治となる。

しかしながら、、、、
前回のことがあるのですんなり手術になるとはいまいち思えないなあという不安。。。
小さくてもったいないと言われたのにさらに小さくなってるんだもの。 

mildy.hatenablog.com

 

とは言え、あらためて呼吸器外科へ出陣。

 
当日、呼吸器外科へ。
予想通り・・・というか予想を超えた。

こんな小さくなったら技術的にも難しいよとのこと。
っていうか、これ「瘢痕」じゃない?もう死んでる可能性あると思うけどねえ。本当にこれ切りたいの?そういう方針なの?
と詰められる。
まあこちらは完治したいので手術が希望である旨伝えると、うーんと悩んで内科の主治医にその場でTEL。(最初からそうして欲しかったわ、プロ同士で決めてほしいマジ)

しかしどうも呼吸器外科の先生の方が年上でベテラン風。大腸がんは専門じゃないから任せるけどと言いながらも、「これ明らかに抗がん剤効いてるよね、瘢痕に見えるけどそれでも切るのが今の標準なの?肺二つ失うかもだけど良いんだよね?」と詰める詰める。まあどう見てもベテランの押切り。

前回と違うのは、少し勉強した?のか、大腸がん転移は「切る事で完治が見込める」という事は理解しているようだった。切る事自体は否定的でない。ただバランスが悪いとのこと。

ちなみに技術的な問題とは、ここまで小さくなると(0.5cm程度)おそらく腫瘍が目視できないのでアテで切る事になるから、どうしても大きく切る事になるし、最悪関係ないところだけ切ってしまう可能性もある。とのこと。
生で見たら中葉じゃなくて上葉の可能性もある。それで中葉だけ取るリスクがある。しかも結果として、切り出した細胞にガンが見つからなかった場合、抗がん剤で死滅したのか、切り損ねて残ってしまったのか判断がつかない。
なので、もう少し時間を置いて、生きてるなら育ててから手術しましょう。という提案であった。

・・・そうですか・・・まあ残念だけどプロがそういうんだから仕方ない。
ある意味二人の医者でセカンドオピニオンなわけだから、これはこれで有難く受け止めよう。前回のような無理解はないみたいだし。

 

同日、腫瘍内科に戻って診察で方針決め。
呼吸器外科先生の話をもってどうするか相談。
仕方ないので待つか、放射線という選択肢だと思っていたが予想外の提案。

抗がん剤をもう4クールやりましょう。
ここで終わるのはやや中途半端な感じがあるので、あと4クール限界までやりませんか?可能性は高くないけど「抗がん剤で完治」もありえるのでそれを目指すのと、一番リスクのある身体のどこかに散らばってる可能性のある微小ガンを徹底的に潰すという意味で、そこまでやってみてまた考えましょう。

・・・マジかーマジかー全然考えてなかったというか、抗がん剤終わり!って思っていたのでまたやるのーというのが正直なところ。。。

とはいえ、副作用がそれなりに継続して出ているので、オキサリプラチンは減薬しましょう。さらに厳しくなったらオキサリプラチンだけやめましょう。アバスチンはもう使ってよいと思うのでアバスチン&TS1でも効果あると思います。

・・・オキサリプラチンを加減できるのか、、、
まあ微小ガンの絶滅が最も重要なポイントなので、そういう意味で抗がん剤をやり切るのは意味がある。なんにせよこれは前回と同じ状況なので、同じ選択しか答えはない。やりましょう。。。やるしかないです。
肺手術なしでの完治ができるならこれは一番最高でもあるので、一縷の望みをかけて。

 

さて、また耐えぬく3か月が始まります。 
だんだん寒くなるのが怖いですが、、、問題は遅延性。さて、再々スタート。

 

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